法事用 家紋入り切手盆(プラチナ)どれ位細かな家紋まで描けるか
このところ仏事用途での切手盆として、金ではなく銀系の「プラチナ」での家紋入れのご希望並びにご注文を非常にたくさん頂いています。 お客様から「法事で使用するため銀系で家紋入れを」とのご要望は以前から非常に多く、職人と相談の上当店完全オリジナル(※他店にはありません)でお作りしていますが、お客様の家紋によっては非常に細かな家紋の場合があります。どの位の大きさなら家紋を入れることが可能なのか、お客様の例 […]
袱紗(fukusa) 袱紗の使い方・知識など、冠婚葬祭で恥をかかないコツ
袱紗や風呂敷についての全般的に知識について
このところ仏事用途での切手盆として、金ではなく銀系の「プラチナ」での家紋入れのご希望並びにご注文を非常にたくさん頂いています。 お客様から「法事で使用するため銀系で家紋入れを」とのご要望は以前から非常に多く、職人と相談の上当店完全オリジナル(※他店にはありません)でお作りしていますが、お客様の家紋によっては非常に細かな家紋の場合があります。どの位の大きさなら家紋を入れることが可能なのか、お客様の例 […]
紋帳に載っていない家紋からでもお作りします 「風呂敷や切手盆に家紋入れたいけど、家紋帳に載っていない」とメールを頂くことがあります。 例えば下のような図案、いずれもお客様からのお写真を元に図案を起こしています。 【湾曲した片側だけの違い矢】 通常両側に羽根があり斜め45度に交差したのが「違い矢」ですが、羽根は旗のように片側しかなく、全体に湾曲してる・・と非常に珍しい家紋。随分昔に作られた風呂敷を写 […]
染物は型堀師が紋の型を彫り、それを元に染の職人が染め抜いて仕上げていきますが 、非常に細かな図案の場合、染だけで表現するには限界がある場合があります。 例えばこちらの家紋「檜扇に雁金」扇の要の部分や、一番下の海老の尻尾のような部分、垂れた房の重なりの表現などの細かな描写の部分です。 大きな風呂敷の場合は風呂敷の大きさに合わせて家紋の大きさも大きくなるため染だけでも表現できる可能性がありますが、 写 […]
正絹塩瀬の掛袱紗、染物の場合表面は家紋で、裏面は綴れ織りのような絵柄はなく「無地」になっています。ネーム入れをご希望の場合裏面の右下にお入れすることとなります。 ネーム入れの向きとして、下の「山本」のように一般的に「縦にお入れする」ことが多いのですが、中には「水谷」のように中心から右下に掛けて「斜めにお入れする」のをご希望される方もあります。 関西などでは昔からこの「斜めに入れる」入れ方が多かった […]
通常2巾(68cm)の風呂敷の家紋の直径は13cm程、ちょっと大きいかな・・もう少し小さくしたいという希望を頂く事があります。 写真はいずれもお客様のご希望で家紋の直径を10cm位の大きさに小さくした風呂敷。別誂えの場合どんなご希望も叶えることが可能です。 別途型代が発生します 別誂えの場合、通常の大きさ(約13cm)の紋型であれば、結構な数の紋型がありますし、特にポピュラーな家紋の場合、紋型代が […]
家紋「五瓜に唐花」の切手盆、正確には外輪が付いたタイプなので「丸に五瓜に唐花」、当然ながら定紋にはないので別誂えとなります。 唐花は唐草模様などと同じく、大陸伝来の架空の唐風の花の模様の事、しかしこの唐花は奈良時代にはすでに用いられていたようで、正倉院の唐櫃や鏡箱などにも見られます。 また唐花の外側の文様は五瓜(ごか・ごくわ)と呼ばれ瓜の断面と思われることが多いようですが、実際は鳥の巣を表しており […]
切手盆と袷ふくさ 家紋入り「丸に三つ星」 丸が組み合わさった家紋を「星」もしくは「曜」とも呼びますが、三つ星、四つ星・・・星の数としては十くらいまであります。 三つ星は将軍星と言われ海賊、漁師、海軍として日本の海域を守った家系で、外洋・遠洋に出れば陸地が見えない為、頼りになるのが日月星であり、この三つ星の現在地と船の位置が航海安全の元になった為、三つ星を家紋としています。 その他、三ツ星の […]
切手盆 家紋「丸に12本骨扇」 扇の家紋は骨の数が違うものが5本・7本、多いものでも10本位までしか紋帳には載っていない。12本もの骨のあるものはなかなかない、いろいろな紋帳を片っ端から探しても載っていない・・・お客様曰く「唯一神戸市の図書館にある紋の書物には載っていた」とのこと。しかし神戸まで行って調べるのは、さすがに遠すぎる・・ デザインを一からイラストレーターで書くことから始めました。 […]
家紋「丸に三つ並び鷹の羽」家紋入り掛袱紗と切手盆。こちらの家紋は一応丸の中の”三つ並び鷹の羽”は紋帳に掲載があるが、外輪のついた「丸に三つ並び鷹の羽」は掲載がない。丸だけくるっと簡単に書けばいいじゃない・・と簡単に思ってしまいますが、丸付の三つ並び鷹の羽で一つの型を作るため、そうそう単純なことではないようです。これは掛袱紗に限らず、手ふくさ・風呂敷・切手盆など全般に共通して […]
家紋「茶の実」の切手盆3点セット。実はこの家紋「橘」という家紋にソックリ。橘の家紋の派生形であろうことは想像が付きますが、比較してみると頭の部分に葉っぱが三枚あるかないかで後はほぼ同じ、下の二枚の葉の大きさが少し違いますが、これは同じと考えても良いと思います。 参考までにこの茶の実の家紋ですが、茶は霊験あらたかな高貴薬として伝来したことから、その効用にあやかって家紋に採用したという説が有力です。 […]