男紋と女紋の違いとは_1

男紋と女紋の違いとは_1

同じ家紋でも、外輪のついたものと付いていないものが有ります。一般に外輪の付いたものを「男紋」外輪の付いていないものを「女紋」と呼んでいます。外輪の有り無しは、大きく分けて二つの考え方があります。ひとつは父系伝承、もうひとつは母系伝承です。

父系伝承

お嫁入りのこしらえとしての留袖・喪服などの家紋は、女性の実家の父親の家紋をから外輪を無しにした家紋をつけます。これは父親の家紋を譲り受けるといういわゆる”父系伝承”の考え方であり男子中心の武家社会の名残ではないかと言われています。中部地方などに多い家紋継承の方法。ただもともと最初から男紋であっても

外輪のない家紋の場合も有ります。丸ではなく「瓜(くわ)」「隅切角(すみきりかく)」「亀甲(きっこう)」と呼ばれるものなどです。

母系伝承

父系伝承と対照的な考え方で母系伝承と言われるものです。一般に関西に多い家紋継承の方法であり、今でも残っています。男子は父の家紋を継ぎ女子は母の家紋を継ぐわけです。そうしないと女紋が途絶えてしまうからです。嫁ぐ際には母親の家紋を譲り受けるため女の子の家紋は代々に渡って引き継がれ変わらないと言うことです。ただこの辺りは時代の流れとともに考え方が変化してきてます。

男性側に嫁ぐのだから
男性側の家紋紋を入れるのでは?

と言われる方もあります。確かに苗字が変るのだからそれも最もな意見なのかもしれません。家紋と言うのはその家を表すシンボル、フォーマルな席で家紋のついた着物を着るということは、そのお嬢さんの出自がどこなのかが家紋を見れば一目瞭然に分かるという事。つまり着物に関しては父系・母系いずれにしても男性側の家紋を入れるべきではないと思います。 しかし切手盆・ふくさなどのお道具類に関しては相手方の家紋を入れて作ることも多くなっています。

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