越前塗

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法事用 家紋入り切手盆(プラチナ)どれ位細かな家紋まで描けるか

このところ仏事用途での切手盆として、金ではなく銀系の「プラチナ」での家紋入れのご希望並びにご注文を非常にたくさん頂いています。 お客様から「法事で使用するため銀系で家紋入れを」とのご要望は以前から非常に多く、職人と相談の上当店完全オリジナル(※他店にはありません)でお作りしていますが、お客様の家紋によっては非常に細かな家紋の場合があります。どの位の大きさなら家紋を入れることが可能なのか、お客様の例 […]

広蓋15号の3点セット(別誂紋)家紋【三本杉】

広蓋(越前塗)の3点セット。こちらは15号(41×31×5.5cm)の広蓋でのセット組。掛袱紗は10号(35×38cm)、風呂敷は3巾(105cm)になります。 こちらは「丸に三本杉」という少し珍しい家紋での製作依頼 家紋帳には似た図案はあるものの葉のギザギザの数などが少し違う。お客様から御写真をお預かりして図案を書くところから制作を進めました。当然ながら紋型はないめ紋型を彫っての製作です。葉の葉 […]

紋帳に載っていない家紋

紋帳に載っていない家紋からでもお作りします 「風呂敷や切手盆に家紋入れたいけど、家紋帳に載っていない」とメールを頂くことがあります。 例えば下のような図案、いずれもお客様からのお写真を元に図案を起こしています。 【湾曲した片側だけの違い矢】 通常両側に羽根があり斜め45度に交差したのが「違い矢」ですが、羽根は旗のように片側しかなく、全体に湾曲してる・・と非常に珍しい家紋。随分昔に作られた風呂敷を写 […]

切手盆3点セット別誂・家紋「扇蝶」

正絹「縮緬(ちりめん)」生地 切手盆3点セツトをお嫁入道具として誂えて頂きました。生地は一般的に良く使われる白山紬や塩瀬ではなく袱紗・風呂敷とも「縮緬(ちりめん)」正絹素材で重目(厚手)の生地。 縮緬素材はとても柔らかな手触りが特徴。柔らかな手触りの縮緬は手に馴染むと、お好みの方も多く、とても良い生地だと思います。 ただ切手盆と使うにはちょっと柔らかすぎないかな・・と若干心配の方もあるようですが、 […]

家紋入り切手盆(越前塗)【別誂】家紋「五瓜に唐花」

家紋「五瓜に唐花」の切手盆、正確には外輪が付いたタイプなので「丸に五瓜に唐花」、当然ながら定紋にはないので別誂えとなります。 唐花は唐草模様などと同じく、大陸伝来の架空の唐風の花の模様の事、しかしこの唐花は奈良時代にはすでに用いられていたようで、正倉院の唐櫃や鏡箱などにも見られます。 また唐花の外側の文様は五瓜(ごか・ごくわ)と呼ばれ瓜の断面と思われることが多いようですが、実際は鳥の巣を表しており […]

切手盆9号に、大き目の掛袱紗8号を合わせる

切手盆9号(27×19cm)に合わせる掛袱紗は通常6号(22×20cm)が最適のところ、一回り大きい8号(30×28cm)の掛袱紗を組み合わせたいというお客様、しかしそのまま掛けると、下の写真のような感じでどう考えても大きすぎる・・ しかし、このアンバランスとも思える組合せで使うことがある地域が実はあるのです。関西ですと和歌山などが該当します。しかし一般に大きすぎると思われる掛袱紗をどのようにして […]

家紋入り切手盆(越前塗)【定紋】即納可能です。

家紋入り切手盆は主に越前塗のものを取り扱っていますが、定紋と呼ばれるいわゆる既成の家紋のものが20種類ほどあります。 これらの家紋の物は8号と9号に関しては在庫を切らさないようにストックしていますので、お急ぎならば即日発送も可能です。 ただ、前にも別の投稿の中でも話したことがありますが、続けて同じ家紋のご注文が入ることが結構あり一時的に在庫を切らしてしまう場合もあります。その際再入荷に1週間以上お […]

家紋「丸に12本骨扇」の切手盆

切手盆 家紋「丸に12本骨扇」   扇の家紋は骨の数が違うものが5本・7本、多いものでも10本位までしか紋帳には載っていない。12本もの骨のあるものはなかなかない、いろいろな紋帳を片っ端から探しても載っていない・・・お客様曰く「唯一神戸市の図書館にある紋の書物には載っていた」とのこと。しかし神戸まで行って調べるのは、さすがに遠すぎる・・ デザインを一からイラストレーターで書くことから始めました。 […]

「切手盆」で目録や受書を渡すのは可能?

切手盆は本来、結納金などのお金を渡すために使用するものですが、場合によっては写真のように目録や受書などを乗せたいというケースもあります。   結納の目録や受書は、本来はヘギ台と呼ばれる木製のお盆に乗せ、広蓋(ひろぶた)という39cm~45cmの大きさの黒塗りのお盆にのせるものですが、ちょっと大げさかな・・という意見もあります。上:「結納の目録を乗せる」下:「受書と袴料を乗せる」   特に略式結納の […]

家紋入り切手盆の持つパワー

家紋入り 切手盆をというお客様が最近非常に多い。作られるタイミングとしては 子供の結納や結婚の際に切手盆を   という方が最も多いと思うんです。結納や結婚は「家」としての大切な行事、   「えっ、家?今どきそんな古臭い、関係ないよ個人の問題でしょ・・」   なんて声も聞こえてきそうですが果たしてそうでしょうか。   家・家紋と聞くと、言葉自体のイメージから時代錯誤のように感じてしまいますが、先日、 […]

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