家紋「五瓜に唐花」の切手盆、正確には外輪が付いたタイプなので「丸に五瓜に唐花」、当然ながら定紋にはないので別誂えとなります。
唐花は唐草模様などと同じく、大陸伝来の架空の唐風の花の模様の事、しかしこの唐花は奈良時代にはすでに用いられていたようで、正倉院の唐櫃や鏡箱などにも見られます。
また唐花の外側の文様は五瓜(ごか・ごくわ)と呼ばれ瓜の断面と思われることが多いようですが、実際は鳥の巣を表しており、子孫繁栄を願う思いが込めれています。
美しい均整の取れた家紋ゆえ多くの武家にも愛用されてきましたが、あの織田信長もこの五瓜に唐花に少しアレンジを加えた「織田瓜」と呼ばれる家紋を使用しています。
「五瓜に唐花」と「織田瓜」と比べてみました。
信長は7つもの家紋を持っていたといわれていますが、その中でも戦の旗印などにも使われていたこの「織田瓜」を大層好んでいたようで、織田を代表する家紋と言えばこの家紋と言えると思います。
織田瓜はひとつひとつのパーツがかなり丸みを帯びて、絵画的で少しどこか愛嬌がある。何となく我々の知っている織田信長の自由で少し奔放な感じが伝わってくる図案です。
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