お嫁入の際、嫁ぎ先の家紋で切手盆や風呂敷を誂える場合の注意点

お嫁入の際、嫁ぎ先の家紋で切手盆や風呂敷を誂える場合の注意点

家紋「茶の実」の切手盆3点セット。実はこの家紋「橘」という家紋にソックリ。橘の家紋の派生形であろうことは想像が付きますが、比較してみると頭の部分に葉っぱが三枚あるかないかで後はほぼ同じ、下の二枚の葉の大きさが少し違いますが、これは同じと考えても良いと思います。

参考までにこの茶の実の家紋ですが、茶は霊験あらたかな高貴薬として伝来したことから、その効用にあやかって家紋に採用したという説が有力です。

風呂敷や切手盆などに家紋を入れて誂える場合、家紋を伝えていくという意味合いから、正しい家紋を入れて作らないと全く意味がない。何より風呂敷やふくさ等は染めてしまってからでは染直しがきかない・・・

後よくあるのは植物系の家紋で葉の葉脈の数が違うもの、図は例として「三つ柏」ですが、「蔦」などもこの葉脈の本数の違いがありますので、注意が必要です。

お嫁入の際、実家の家紋ではなく嫁ぎ先の家紋で切手盆や風呂敷を誂えたいという方が最近割とあります。珍しい家紋で紋帳などにも載っていないような家紋ならば、実際の図案なども確認することになるかと思いますが

例えば「橘」のような比較的ポピュラーな家紋の場合、家紋名だけで実際に図案までは確認しないことが多いと思います。

しかし比較的よくある家紋であっても、家紋名と同時に、実際に家紋の入った物の写真を撮るなどして図案も合わせて確認されることをお勧めいたします。

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