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広蓋・越前塗り本堅地15号

こちらは「隅切り角に三」という家紋。別名「折敷(おしき)に三」家紋名は違うが実は全く同じ家紋。   そもそも折敷とはお供え物を捧げるための木の葉を折り敷いた柏のような大きなもの、昔はこれを折敷と呼んでいた。後には木の皮(片木)をはいだ三方に変わったが相変わらずそれを折敷と呼んだ。三方を真上から見ると八角形に見える。それゆえ、これを「隅切り角」という。   いくつかある家紋帳の中でも「標準紋帳」「平 […]

広蓋13号でも関西式御祝いセットは乗りますか?

広蓋は関西では昔から一般的なお道具。特にお祝いを持参する際には広蓋を使うことが必然となってきます。 その理由は関西式の御祝いの形にあります。「広蓋」は関西では、御祝を持参する際の必需品 でも記事として書いていますが再度おさらいのつもりでここでも説明します。 写真のように”ヘギ台”と呼ばれる23~24cm角の木製のお盆の上に、真ん中に「金封」右に「熨斗」左に「末広」を乗せた形 […]

家紋「剣三つ柏」の袷ふくさと切手盆

柏の葉が三枚の家紋”三つ柏”は非常にポピュラーな家紋。 古代では柏の葉にご馳走を盛って神に捧げていました。これに由来して柏が「神聖な木」と見られるようになったようです。柏手を打つとは神意を呼び覚ますことを言い、柏は神社や神家と切っても切れない縁があるようです。柏紋を最初に使ったのは、神社に仕えた神官だったようで、公家でも神道を司った卜部氏が用いた。現在、柏を神紋としている神 […]

家紋入り掛袱紗 別型代が必要なケース「丸に尻合せ四つ州濱に花角」

写真の家紋は「丸に尻合せ四つ州濱に花角」隠れミッキーのような形の”州浜”それが4つ尻合わせになっており、その真ん中に”花角”という家紋。州浜も花角もそれ自体は、とてつもなく珍しいという訳ではないが「丸に尻合せ四つ州濱に花角」となると、紋帳(紋の業界標準の辞典)に載っていない・・主要な紋帳である「紋典」「標準紋帳」「平安紋鑑」そのいずれにも載っていない […]

広蓋15号の3点セット

広蓋(越前塗)の3点セット。広蓋は、15号(45×31×5.5cm)と13号(39×27×5.5cm)の2種類。写真の広蓋セットは15号の大きいタイプ。小さいタイプの広蓋13号と比べると掛袱紗や風呂敷も以下のような違いがあります。 ■広蓋15号=掛袱紗は10号、風呂敷は3巾(105cm) ■広蓋13号=掛袱紗は8号、風呂敷は2.4巾(90cm) 用途に応じて大きさはお選びいただくとよいかと思います […]

切手盆セツト【黒古代紫】

非常に珍しい「鳥居に対鳩」という家紋での切手盆セツトのご注文です。色は黒古代紫。微妙に黒っぽい品のある紫。当初外包みは、元々のセット組の”袷ふくさ”の予定でしたが、鳩の羽の線画が非常に細かいため風呂敷での製作。風呂敷は2巾(68cm)サイズ、掛袱紗は6号サイズです。3点セツトですので切手盆もありこちらは9号という一番大きいサイズです。 鳩の家紋自体は紋帳にもいくつか載ってお […]

【改訂版】手ふくさ(風呂敷)の使い方・包み方

手袱紗(ふくさ)や風呂敷の包み方慶弔の違い。「慶事は右開き、弔事・仏事は左開き」が基本。このブログでも記事としてまた動画でも過去に何度となく説明をさせて頂きましたが、やっぱりわかりにくい・・という意見が多い。そこで最もわかりやすい方法として、改訂版・決定版とも言うべき方法を今日はご紹介します。   風呂敷の慶弔での包み方の違いを説明する前に、ひとつお話をしておきたい事があります。   ところで御祝 […]

お布施をお渡しする切手盆は家紋入りでも大丈夫?

お布施をお渡しする場合の切手盆は家紋入りでもOKです。仏事でも法事はお祭りごと、家を代表する家紋の付いた切手盆でお布施を渡す事は、お寺のお坊さんに対して非常に丁寧な所作となります。 またお寺に出向いてお布施をお渡しするというケースも多いかと思います。お渡しの際は切手盆にお布施を乗せ切手盆ごと手渡しでお渡しすればよいのですが、お寺に出向く道中はやはり風呂敷に包んでご持参いただくのが礼儀。切手盆と同じ […]

袷ふくさ「丸に剣片喰」紫は別誂

「丸に剣片喰」は定紋にもある比較的ポピュラーな家紋、鉄紺ならば既製品がありますが、紫となるとやはり別誂えとなります。以前同じく定紋にある「丸に立沢潟」でも紫でお作りしています。価格は並生地で税別24000円、重目生地で税別30000円です。 「袷ふくさ」のご購入はこちら 袷ふくさ 家紋入れ

お布施を渡すための切手盆の最適サイズとは

仏事用切手盆と袷袱紗(銀鼠)のご注文。 お布施を渡すための切手盆としてとの事でしたので、切手盆のサイズは一番小ぶりな7号サイズでお作りしました。もちろん家紋は仏事専用で銀色でお入れしています。 銀色は従来はシルバーでお入れしていましたが、若干の改良により現在は「プラチナ」でお入れしています。プラチナでの家紋入れ・ネーム入れは、シルバーに比べて格段と質感が高く高級感ある仕上がりとなっております。 よ […]

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