お布施をお渡しする場合の切手盆は家紋入りでもOKです。仏事でも法事はお祭りごと、家を代表する家紋の付いた切手盆でお布施を渡す事は、お寺のお坊さんに対して非常に丁寧な所作となります。
またお寺に出向いてお布施をお渡しするというケースも多いかと思います。お渡しの際は切手盆にお布施を乗せ切手盆ごと手渡しでお渡しすればよいのですが、お寺に出向く道中はやはり風呂敷に包んでご持参いただくのが礼儀。切手盆と同じ家紋入り、しかもお色は「紫」ならばベストですが、紫の家紋入りの風呂敷は別染めになるかと思います。
行く道中の埃除けと考えるならば、無地の正絹縮緬(ちりめん)の風呂敷・ふくさもおすすめです。風呂敷のサイズは切手盆に合わせてお選びいただくと良いと思いますが、8号サイズ(24×17cm)の切手盆ならば若干ゆったり目の2巾(68cm)、一番地小さい7号サイズ(21×15cm)の切手盆ならば45cm巾の風呂敷がおすすめです。
但し同じ仏事ごとでも特にお葬式などの場合はさりげなくひっそりとするのがマナーですので、もしお葬式で切手盆を使うという場合は、切手盆には家紋はないほうが良いかもしれません。
ただし家紋部分を銀(プラチナ)でお入れした切手盆もございますので、そちらをお使いいただくと良いかと思います。
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