「切手盆」で目録や受書を渡すのは可能?

「切手盆」で目録や受書を渡すのは可能?
切手盆は本来、結納金などのお金を渡すために使用するものですが、場合によっては写真のように目録や受書などを乗せたいというケースもあります。
 
結納の目録や受書は、本来はヘギ台と呼ばれる木製のお盆に乗せ、広蓋(ひろぶた)という39cm~45cmの大きさの黒塗りのお盆にのせるものですが、ちょっと大げさかな・・という意見もあります。上:「結納の目録を乗せる」下:「受書と袴料を乗せる」
 
特に略式結納の場合、男性側であれば、結納金を差し上げたことを書き記した目録を渡したい、また女性側であれば結納返しの袴料に受書を添えて渡したいというケース、これだと広蓋よりも切手盆のほうがスマート。
 
お金などを渡すのが目的の切手盆ですが、切手盆に乗るのであれば、そこに目録や受書を乗せること自体は、特に何ら問題はないと思います。ただし目録や受書とともに結納金の袋や袴料の袋も重ねて乗せたいという場合などは、切手盆のサイズにご注意頂くと格好がよいと思います。
切手盆8号と9号の大きさ比較
切手盆のサイズは8号と9号では、縦が3cm横が2cm程違います。どちらでも乗るといえば乗りますが後は格好の問題。切手盆は基本縦にして使いますのでいずれしても上下は余ってきますが、横のはみだし具合がポイント。
 
8号に乗せた場合と9号に乗せた場合のはみだし具合
切手盆に目録や受書を乗せようと思う場合は、見た目のバランス的には大きい9号サイズの方がピッタリで良いと思います。
 
しかし、そもそも切手盆って何? えっそこ(笑)という方もあるかと思いますので、切手盆がどんなものなのかも一度見ておいて下さい。
 
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