掛袱紗「加茂川綴」絵柄は定番の笹に松。定番の絵柄ながら安定感のあるレイアウト。家紋面も松の緑に合わせた「松葉」というグリーン系統のお色が非常によく合います。
この加茂川綴は、以前にもご紹介していますが、中金と呼ばれる銀糸を金に染めた糸を使って、機械織で織り上げた掛袱紗。
https://www.fukusa.info/2136-2/
着色でしかも機械織りと聞くと何だか二流品のように聞こえてしまいますが、決して侮るなかれ。
ていねいな木箱に包まれた蓋を開けた瞬間、ため息が漏れるほどの美しさがそこにあります。写真からもその雰囲気が伝わつてきます。
銀糸を金に染めた糸ではありますが正絹の絹糸を使用しており1cmあたりの縦糸の本数が、本金タイプが17本なのに対して15本と気持ち少なくなってはいますが遜色はない。ご注文の時点で織工場に確認をさせて頂きますが、松葉の絹糸の手持ちが切れている場合もありますので納期には十分な余裕を見てください。
価格は掛袱紗・加茂川綴9号52,800円(価格は変更になる場合があります)
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