広蓋セットとは広蓋・掛袱紗・風呂敷の3点のセットのこと。特に正式な結納の際の必需品です。目録をヘギと呼ばれる木製の台に乗せた状態のものを広蓋に乗せ相手様に差し出します。
この時、四隅に房の付いた掛袱紗を掛けて差し出します。風呂敷は外包みですので差し出す前にほどいておきます。風呂敷は持参する道中の埃除けとして包んで持参します。
写真は比較的リーズナブルな価格の組み合わせのもの(広蓋は越前塗13号(39cm)、掛袱紗は正絹塩瀬(並生地)8号、風呂敷は正絹白山紬2.4巾・90cm)。広蓋セットとしてはリーズナブルではあるのですが57000円弱と決して安くはないけれど、実際に手にした時の重厚さは芸術品。家紋「丸に剣かたばみ」は定紋と呼ばれる既成にありますが、定紋外のものは別誂えとなり80000程と価格が高くなりますし、納期も1ケ月は掛かりますのでご用命の際はできるだけお早めに。
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