その半端ない重厚感
写真は広蓋(越前塗)15号、金縁加工をしてほしいとのご依頼です。元々は黒の漆だけの状態の広蓋に蒔絵師さんが金縁加工を施していきますが、シンプルに金線を入れるだけとは言うものの、逆にシンプルなものほど難しい、真っすぐに歪まないように入れるのもやはり熟練の職人のなせる業です。
参考までに金線無しと有りで比較してみました。金線・金淵加工を施した方は縁取りが強調されて分厚く見えますが、渕は同じ厚みです。写真でもその重厚感が感じ取れるかと思いますが、実際に現物を手にしてみると、思わず「ウオー」と感嘆の声が出るほど素晴らしい。上の写真のほうが現物の質感に近い。
金縁加工のお値段ですが、このところの金の価格の高騰もあり金縁加工だけで26,000～30,000円程掛かります・・・(汗) しかしそのお値段に見合った素晴らしい仕上がりであることは間違いありませんので、ご希望の場合は施工させて頂きます。ただ蒔絵師さんの仕事の込み具合にもよりますが通常ですと20日～30日位は納期が掛かりますので、ご留意ください。
しかし、どうしても急ぎでという場合はご一報ください。間に合わせてもらえるよう職人さんに直接頼み込んでみます。
また、掛袱紗や風呂敷とセットで揃えて置いて頂ければ申し分ないと思います。掛袱紗や風呂敷もお作りさせて頂きますのでお申し付け下さい。
こちらののサイトで購入ができます広蓋・掛袱紗・風呂敷の3点セット
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