手ふくさ

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縮緬素材の切手盆3点セット

縮緬素材の切手盆3点セット 掛袱紗と風呂敷は塩瀬や白山紬といった比較的さらっとした生地とは違い、凹凸のある縮緬素材、しかも重目生地ゆえさらに凹凸のある生地。 縮緬は手触りは柔らかくこれはこれでまた味のある生地。柔らかすぎるという意見もありますので好みがわかれるところではありますが、古代紫などで作っておけばお祝いはもちろんお布施を渡す際にも非常に丁寧な形となります。風呂敷や掛袱紗単独でも使える。 こ […]

【改訂版】手ふくさ(風呂敷)の使い方・包み方

手袱紗(ふくさ)や風呂敷の包み方慶弔の違い。「慶事は右開き、弔事・仏事は左開き」が基本。このブログでも記事としてまた動画でも過去に何度となく説明をさせて頂きましたが、やっぱりわかりにくい・・という意見が多い。そこで最もわかりやすい方法として、改訂版・決定版とも言うべき方法を今日はご紹介します。   風呂敷の慶弔での包み方の違いを説明する前に、ひとつお話をしておきたい事があります。   ところで御祝 […]

お布施をお渡しする切手盆は家紋入りでも大丈夫?

お布施をお渡しする場合の切手盆は家紋入りでもOKです。仏事でも法事はお祭りごと、家を代表する家紋の付いた切手盆でお布施を渡す事は、お寺のお坊さんに対して非常に丁寧な所作となります。 またお寺に出向いてお布施をお渡しするというケースも多いかと思います。お渡しの際は切手盆にお布施を乗せ切手盆ごと手渡しでお渡しすればよいのですが、お寺に出向く道中はやはり風呂敷に包んでご持参いただくのが礼儀。切手盆と同じ […]

【加賀梅鉢】手ふくさ別誂40cm

こちらの手ふくさの家紋は「加賀梅鉢」加賀藩主前田家の家紋。元々前田家は通常の梅鉢紋を使用していたようですが、幼剣を加えた、この「加賀梅鉢」を前田家独自に使用するようになったようです。この幼剣は各支藩により独自の剣の形のバリエーションがあり、家紋を見ただけでどこの支藩のだれそれ・・と区別が付くようになっていたのでしょうね。 こちらの手ふくさはサイズ40cmと通常の45cmの物に比べ5cm小さくしてほ […]

既成紋入り風呂敷に後からネームを入れる方法

表面 裏面 既成ですでに家紋の入った状態の風呂敷などにネームを入れる場合、染抜きで入れることは難しい。抜染(ばっせん)と言う色抜いてしまう方法もあるにはありますが薬品で強制的に色を抜いてしまうのは元々の生地のためにも良いことは何もないし、経年劣化で色を抜いた部分が色あせを起こす可能性もある・・ この場合生地専用の樹脂で書くという方法がベターかもしれません。これだと生地へのダメージも少なく。遠目には […]

手ふくさの使い方(動画あり)

「手ふくさ」はせっかくなら正しくカッコよく使いこなしましょう。最初に”包み方”次に”実際の渡し方”を図と写真で説明していきます。実際に手ふくさを手にしながらやってみてください。スムーズに扱えるように繰り返し練習しておくことはとても大切なことです。 結ばずに掛ける 手ふくさを包む方法は、広蓋・切手盆などと同じように 一般にこの“結ばず掛ける”というやり […]

仏事専用「銀鼠」の袷ふくさ

写真は仏事専用袷ふくさ、色は「銀鼠」(ぎんねず)、シルバーグレーとでもいえるお色。色的に慶事での使用は不可で、完全に仏事・弔事専用の色となります。紫を慶弔両用にするのもありですが、できればもう一歩進んで、仏事には仏事専用の銀鼠のようなお色目を作られることをおすすめいたします。 この銀鼠のふくさや風呂敷は、最近比較的よくいただくご注文ですが、まだまだ持っている方は少ないお色だと思います。少ないだけに […]

上品で初々しい”ローズ”の手袱紗45cm巾

正絹縮緬の家紋入り手袱紗(ローズ)を最近よくご注文を頂きます。渋ローズと呼んでいますが、とても上品な色合いです。色で男女の区別が決められているわけではありませんが、ローズは色的には女性用といった認識の方が間違いないかもしれません。 写真はお嬢様専用にと名前を入れ、また女紋をお入れしてお作りしています。色的に仏事での使用は不可で、御祝い専用です。お友達の結婚式、出産祝い、入学祝を持参・・と、お祝い事 […]

お嫁入りに一つは持たせたい手ふくさ2色

家紋入りの袱紗をお作りになられるタイミングとして一番多いのは「お嫁入されるお嬢様に」です。そこでいくつか、お嫁入に持たせる袱紗のおすすめの色の組み合わせをご紹介します。実際にご注文頂いた方の組合せ例ですので信憑性も高く参考になるのではと思います。 サイズについて 冠婚葬祭の場において一番手軽に使えて使い勝手が良いのは”手ふくさ”特に45cmサイズのもの。この45cmサイズで […]

手ふくさ別染めのネーム入れ

手ふくさを別染めにした場合、家紋だけではなく、ネームも一緒に入れておかれるのがおすすめ。家紋の対角に入ります。 この手ふくさの生地は、元々は正絹の白生地、家紋とネーム部分に専用の糊を置き、そこだけ染まらないようにして他の部分を染めるという、引染(ひきぞめ)という染方法。強制的に色を抜く抜染(ばっせん)と違い、生地にやさしい染方法。一生モノの袱紗となります。