広蓋

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「広蓋」は関西では、御祝を持参する際の必需品

関西では正式に結婚祝いを持参する時、下の写真のように簡略な木製盆(ヘギ台)の上に「お祝の金封」を乗せ、右に「熨斗」左に「末広」を添えた形で持参をします。(関西独特の形で他の地域にはないものです)※関西=中部・北陸・中国・九州も含む、 一般的なヘギ台は23~24cm程度ですが、中には台の横幅が30cm程あるものもあり、これを乗せて持参するためにはどうしても横幅のある「広蓋」が必要なのです。冒頭、最初 […]

正式結納の必需品「広蓋セット」

広蓋セットとは広蓋・掛袱紗・風呂敷の3点のセットのこと。特に正式な結納の際の必需品です。目録をヘギと呼ばれる木製の台に乗せた状態のものを広蓋に乗せ相手様に差し出します。 この時、四隅に房の付いた掛袱紗を掛けて差し出します。風呂敷は外包みですので差し出す前にほどいておきます。風呂敷は持参する道中の埃除けとして包んで持参します。 写真は比較的リーズナブルな価格の組み合わせのもの(広蓋は越前塗13号(3 […]