お布施

家紋入れ(上絵の作業が必要な場合)【3】

以前にもご案内させて頂いたことがありますが、特に染め物の場合で非常に細かな図案の場合、染だけで表現するには限界があります。 今回ご依頼の家紋「対い鶴に若松」鶴の羽も細かいですが鶴の首、そして中心の若松の線は上絵処理が必要となってきます。ざっくり染で行い大半を上絵で書いていくほうがベストなようですがこの辺りは染の職人と上絵の職人との打ち合わせです。 こちらは家紋の細かな線を出来るだけ綺麗に表現してほ […]

法事用 家紋入り切手盆(プラチナ)どれ位細かな家紋まで描けるか

このところ仏事用途での切手盆として、金ではなく銀系の「プラチナ」での家紋入れのご希望並びにご注文を非常にたくさん頂いています。 お客様から「法事で使用するため銀系で家紋入れを」とのご要望は以前から非常に多く、職人と相談の上当店完全オリジナル(※他店にはありません)でお作りしていますが、お客様の家紋によっては非常に細かな家紋の場合があります。どの位の大きさなら家紋を入れることが可能なのか、お客様の例 […]

風呂敷を微妙な色合いに染める。

生地色見本からお好きな色を ちょっと年季の入った生地色見本帳ですが、何とも微妙な中間色の色合いで実際の生地に染めた”生地色見本帳”とでもいうべきもの。 この生地色見本帳から、六八八〇の淡い「うす色」ともいうべきお色をお選びいただき別注で染めさせていただきました。とても上品なお色に染め上がりました。(写真↓右端) 通常にはないこんな中間色の色見本からイメージに近いお色をご指定 […]

ふくさの色は何色が良いでしょうか?

良くお客様から「ふくさの色は何色が良いでしょうか?」という質問を頂きます。毎回頂く・・と言っても過言ではない程です。この色に関しての質問は袱紗に限らず染物全般に頂きます。 染め色は紫系をはじめ、赤系、緑系、青系・・と無数にあり、何色にも染めることができるのが魅力ではありますが、「逆に何色でも」というのが迷ってしまう原因かもしれません。あれこれ考えているうちに何色が良いか分からなくなってしまう・・・ […]

お布施をお渡しする切手盆は家紋入りでも大丈夫?

お布施をお渡しする場合の切手盆は家紋入りでもOKです。仏事でも法事はお祭りごと、家を代表する家紋の付いた切手盆でお布施を渡す事は、お寺のお坊さんに対して非常に丁寧な所作となります。 またお寺に出向いてお布施をお渡しするというケースも多いかと思います。お渡しの際は切手盆にお布施を乗せ切手盆ごと手渡しでお渡しすればよいのですが、お寺に出向く道中はやはり風呂敷に包んでご持参いただくのが礼儀。切手盆と同じ […]

切手盆の家紋を仏事専用で銀にできますか?

「切手盆の家紋を仏事専用で銀にできますか?」とのご要望でお作りしました。通常家紋の部分は金でお入れしていますが、それを”銀”でお入れしました。出来上がりはなんとも美しいモノトーンの世界。”月明かりに妖艶な光を放つ”がごとく、美しく鈍い光を放っています。 銀色は従来はシルバーでお入れしていましたが、若干の改良により現在は「プラチナ」でお入れしています。 […]

お布施を渡す時の黒いお盆(切手盆)は必要?

法事などでお寺さんやお坊さんにお布施を渡す時、どんなお盆で渡せばいいのでしょうか?「お茶を出すお盆や何か適当な小さな黒いお盆でもいいのでは?」とご質問を頂きます。 少なくとも手で直接お渡しするよりはいいと思いますが、ここはもう一歩踏み込んでもう少し丁寧なやり方でするならば 「切手盆」読み方は(きってぼん)という金封専用の黒い塗りのお盆を使ってみてください。 切手盆がない場合は袱紗に包んで渡すとお考 […]