以前にもご案内させて頂いたことがありますが、特に染め物の場合で非常に細かな図案の場合、染だけで表現するには限界があります。
今回ご依頼の家紋「対い鶴に若松」鶴の羽も細かいですが鶴の首、そして中心の若松の線は上絵処理が必要となってきます。ざっくり染で行い大半を上絵で書いていくほうがベストなようですがこの辺りは染の職人と上絵の職人との打ち合わせです。
こちらは家紋の細かな線を出来るだけ綺麗に表現してほしいとのご希望でしたので「正絹白山紬の袷ふくさ」でお作りさせて頂きました。さざ波のような畝のある縮緬生地の場合は綺麗な表現が難しいと思います。
家紋の大きさは8cmとやや大きめながらこれ以下の大きさでは家紋の描くのは難しいようです。ただこの辺りも最小どのくらいの大きさなら描けるかなど、職人と綿密に打ち合わせをして進めます。
型代・上絵代が別途発生します。
生地の違いによる難易度もあります。
白山紬の袷ふくさ・縮緬の手ふくさについては以下のページで詳しく説明しています。もちろん購入も可能です。
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