染だけでの家紋入れが難しい場合があります。
以前にも少しご案内しましたが、特に染め物で細かな図案の場合、染めの技法だけでは表現が難しいことがあります。そのような際には、より美しく仕上げるために「上絵」の工程を加える必要が生じる場合があります。
家紋「対い鶴に若松」
今回ご依頼の家紋「対い鶴に若松」家紋帳には載って入るけれど特に真ん中の松の枝葉の線が不鮮明すぎる・・
まずはきちんとした図案の作成から
まずは Illustrator を用いた図案づくりですが、拝見いただくとお分かりの通り、全体が極めて細密な線で構成されています。鶴の羽も細かいですが鶴の首、そして中心の若松の線は上絵処理が必要となってきます。ざっくり染で行い大半を上絵で書いていくほうがベストなようですがこの辺りは染の職人と上絵の職人との打ち合わせです。なかでも中心部の松の線は、通常の家紋や意匠の基準から見ても異例なほど繊細で、わずかな太さの揺らぎも許されないレベルです。 そのため、この段階の図案作成だけでも相当な集中力と手間を要し「一仕事」と言える工程となります。
イラストレーターの図案は当店スタッフがひとつづつ丁寧に作っています。
イラストレーターで図案を作成する費用は頂戴しておりません
但し、当店にてご注文いただく商品に限ります。図案データのみの作成・Illustratorデータのみのご依頼はお受けしておりませんので、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
生地は正絹白山紬を使用
家紋の細かな線を出来るだけ綺麗に表現してほしいとのご希望でしたので「正絹白山紬の袷ふくさ」でお作りさせて頂きました。さざ波のような畝のある縮緬生地の場合は綺麗な表現が難しいとの判断ですが、お客様からもその旨ご了解いただき制作を進めました。
家紋の大きさは約8cm
通常、家紋の仕上がり寸法は約7cm前後が一般的ですが、今回の図案は線の細かさを確保するため、やや大きめの8cm程度での制作が適切との職人の判断です。これより小さなサイズでは、家紋としての精度を維持しながら線を表現することが難しくなってまいります。 なお、最小でどの程度まで縮小可能かといった点については、使用する技法や生地の特性によっても変わりますので、職人と綿密に打ち合わせを重ねながら、最適な寸法を一緒に検討して進めてまいります。
型代・上絵代が別途発生します。
家紋入りの袱紗を制作する際、家紋によっては紋帳に掲載されていない場合もあり、その場合は図案から新たに制作する必要があります。こうした場合、家紋画像をLINEなどで送っていただくのが最も確実です。画像を基に、正確な家紋を袱紗に再現することができます
同じ家紋を入れる場合でも、切手盆の場合は染物よりも繊細な描写が可能です。
Q:サイトに掲載されている商品は購入できますか?
掲載している商品はすべてご購入いただけます。サイトに載っている商品写真は、すべて結納ドットコムが実際に取り扱っている商品であり、当店スタッフが一点一点丁寧に撮影したものです。細かなご希望がございましたら、どうぞ遠慮なくお知らせください。
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