
この輪宝について少し調べてみました。(一部出典/家紋大図鑑)
輪宝とは古代インド人が信仰していた想像上の武器のこと。家紋の丸の周りには8本か6本が多いようだが、小さな刀剣が付いている辺りいかにも武器と言った面持ち。
仏教では法(真理)をもってこの世を治めると言われた王、転輪聖王がこの輪宝を人間の迷いや悪の根を断ち、世の中に平和と幸いをもたらすための、絶大なる威力を発揮する武器としていたと言われている。
日本にも、仏教とともに伝来し密教の仏具や護身用の武器として広まり、やがて平安鎌倉時代にかけてこの文様は、寺院関係で寺紋として広まっていったようです。
その後、讃岐三宅氏などの代表家紋として広まっていったと言われている。三宅氏は修験道に造詣が深く、修験道ではこの宝器を尊重し仏具に付けたとされている。また銀杏は古来から神木として祭られる事が多く長寿のシンボルになっていました。それを組み合わせるあたりは信仰とのかかわりを強く感じる家紋です。
一般に輪宝といえば、左のような車輪をイメージした文様ですが、中には花角・唐花系の文様を入れたものや、今回の四つ銀杏を入れたものなど、紋帳に記載のないものも多い家紋のようです。
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