家紋【蟹牡丹】の風呂敷

家紋【蟹牡丹】の風呂敷

「蟹牡丹」という珍しい家紋で風呂敷を染めさせていただきました。色は当店だけの特別色「赤紫」です。

殺風景な冬の庭に、可憐で明るい花を咲かせる牡丹。キンポウガ科の落葉低木で、元は中国が原産。原産地の中国では百花の王、富貴花とされています。

聖武天皇のころ、日本に輸入され近衛家が正紋として使い始めた家紋で、徳川時代には菊、桐、葵の紋についで権威があったと言われています。それゆえ使用は限られていたようで、寺院では興福寺、東本願寺、平等院など権威あるお寺などが使用していたようです。

牡丹の家紋の中でもまるで牡丹が蟹のような形を描いている、ユニークな「蟹牡丹」は、伊達家の二十代藩主にあたる「伊達綱村」が近衛家から下賜されたもので、その後二十一代目となった吉村公がユニークな形にデザインをしたと言われています。 なんともかわいい家紋です.(^^♪

 

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