「袷ふくさ」の検索結果 34件

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家紋「丸に九枚笹」の袷ふくさ

正絹白山紬57cm、古代紫の袷ふくさ。別誂えで家紋とネームをお入れしています。家紋は「丸に九枚笹」。笹に関する家紋は非常に種類が多いですが、大きく分けて3つに分類されます。笹の葉を枚数や葉の形を変えて描いた「笹紋」。笹だけではなく竹も一緒に描いた「竹紋」。また竹の根の部分と笹を描いた「根笹紋」です。 中でも「竹紋」はユニークで様々なバリエーションで描かれているものが多い。傘(UFOみたいに見える) […]

仏事専用「銀鼠」の袷ふくさ

写真は仏事専用袷ふくさ、色は「銀鼠」(ぎんねず)、シルバーグレーとでもいえるお色。色的に慶事での使用は不可で、完全に仏事・弔事専用の色となります。紫を慶弔両用にするのもありですが、できればもう一歩進んで、仏事には仏事専用の銀鼠のようなお色目を作られることをおすすめいたします。 この銀鼠のふくさや風呂敷は、最近比較的よくいただくご注文ですが、まだまだ持っている方は少ないお色だと思います。少ないだけに […]

  • 2018.01.08

52cm巾の袷ふくさは意外といいかも

正絹白山紬の袷ふくさは、通常57cm巾。切手盆なども包める上、単独で金封などを包むこともできる万能サイズ。写真の松葉と京紫の袷ふくさは、それよりも少し小さめの52cm巾。57cmの下のサイズは中巾(45cm)というサイズが一般的。52cm巾は僅かに5cm小さいだけ・・これってどうなの?微妙じゃないの?という意見もよくいただきます。 68㎝巾の風呂敷と52cm巾の袷ふくさを比べてみました。当然ながら […]

家紋入り袷ふくさ(風呂敷)の使い方・包み方

慶事は「右開き」 やはり最初に風呂敷を裏返すのがポイントとなります。また家紋入りの場合、無地以上に最初に置く位置が肝心。包む袋や箱の大きさに応じて、最初に置く位置を前後左右し、包みあがったときに「包み切れない・・」「余り過ぎた・・」といったことのないようにしてください。 無地の場合、左右が多少ずれていてもごまかしがききますが、家紋が入ったものの場合、包みあがったときに前後左右の中心の位置に家紋が来 […]

家紋の由来「丸に横木瓜」”袷ふくさ”

家紋は「丸に横木瓜」この木瓜という家紋の由来は一説には、きゅうり=きうりの切り口だといわれていますが、神殿などの御簾のふちについている絹のヘリ=帽額(もこう)につけられた文様から来ているというのが正しい説だと言われています。木瓜を家紋とした有名な武家では織田信長が、若干丸みを帯びた「織田木瓜」として使用しています。通常木瓜と言えばこのように横に広がった形状のものの事を言いますが、縦に引き伸ばされた […]

家紋入れ(上絵の作業が必要な場合)【3】

以前にもご案内させて頂いたことがありますが、特に染め物の場合で非常に細かな図案の場合、染だけで表現するには限界があります。 今回ご依頼の家紋「対い鶴に若松」鶴の羽も細かいですが鶴の首、そして中心の若松の線は上絵処理が必要となってきます。ざっくり染で行い大半を上絵で書いていくほうがベストなようですがこの辺りは染の職人と上絵の職人との打ち合わせです。 こちらは家紋の細かな線を出来るだけ綺麗に表現してほ […]

紋帳に載っていない家紋(2)

紋帳に載っていない家紋からでもお作りします こちらのお客様も「風呂敷や切手盆に家紋入れたいけど、家紋帳に載っていない」とのご依頼、 墓石のお写真をお預かりして、まずは図案を製作させて頂くところから始めました。切手盆、掛袱紗、風呂敷の3点、風呂敷は57cmの袷ふくさタイプです。 家紋【丸に三つ剣七つ星】 丸は家紋では「星」と言いますが、剣と星を組み合わせたもので紋帳に載っているものもありますが、ごく […]

家紋入れ(上絵の作業が必要な場合)

染物は型堀師が紋の型を彫り、それを元に染の職人が染め抜いて仕上げていきますが 、非常に細かな図案の場合、染だけで表現するには限界がある場合があります。 例えばこちらの家紋「檜扇に雁金」扇の要の部分や、一番下の海老の尻尾のような部分、垂れた房の重なりの表現などの細かな描写の部分です。 大きな風呂敷の場合は風呂敷の大きさに合わせて家紋の大きさも大きくなるため染だけでも表現できる可能性がありますが、 写 […]

ふくさの色は何色が良いでしょうか?

良くお客様から「ふくさの色は何色が良いでしょうか?」という質問を頂きます。毎回頂く・・と言っても過言ではない程です。この色に関しての質問は袱紗に限らず染物全般に頂きます。 染め色は紫系をはじめ、赤系、緑系、青系・・と無数にあり、何色にも染めることができるのが魅力ではありますが、「逆に何色でも」というのが迷ってしまう原因かもしれません。あれこれ考えているうちに何色が良いか分からなくなってしまう・・・ […]

慶事と仏事で風呂敷の色を分けるべきか

慶事と仏事で風呂敷の色を分けるべきかですが、慶事にしか向かない色や逆の仏事にしか向かない色がありますので当然そうするべきですが 唯一例外として、「紫」は一般に冠婚葬祭全般に、つまり慶事と仏事両方で使える色とされています。一つでいろいろ使い回しが効いて便利ではあるのですが、理想を言えば、写真のように例えば包み風呂敷であれば慶事用に「古代紫」、仏事・弔事用に「濃鼠」と使い分けて頂くのが良いと思います。 […]

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