袱紗の色(慶事)

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綴の掛袱紗、家紋面の地色は「紫」も可能

綴れの掛袱紗は通常表面が家紋、裏面が吉祥柄と考えます。一般に家紋面は「鉄紺」が一般的ですが実は写真のような「紫」などのお色でもできます。但し別誂えの場合に限ります。定紋でご用意している家紋の場合は鉄紺になりますので、定紋にある家紋で紫をご希望の場合別誂えとなります。 ただ染と違って何色にでもというわけにはいきませんので色としては以下の7色に限定はされます広蓋はお手元にあるとのことで掛袱紗と風呂敷を […]

上品で初々しい”ローズ”の手袱紗45cm巾

正絹縮緬の家紋入り手袱紗(ローズ)を最近よくご注文を頂きます。渋ローズと呼んでいますが、とても上品な色合いです。色で男女の区別が決められているわけではありませんが、ローズは色的には女性用といった認識の方が間違いないかもしれません。 写真はお嬢様専用にと名前を入れ、また女紋をお入れしてお作りしています。色的に仏事での使用は不可で、御祝い専用です。お友達の結婚式、出産祝い、入学祝を持参・・と、お祝い事 […]

お嫁入りに一つは持たせたい手ふくさ2色

家紋入りの袱紗をお作りになられるタイミングとして一番多いのは「お嫁入されるお嬢様に」です。そこでいくつか、お嫁入に持たせる袱紗のおすすめの色の組み合わせをご紹介します。実際にご注文頂いた方の組合せ例ですので信憑性も高く参考になるのではと思います。 サイズについて 冠婚葬祭の場において一番手軽に使えて使い勝手が良いのは”手ふくさ”特に45cmサイズのもの。この45cmサイズで […]

松葉色の風呂敷

「松葉」と呼ばれる色目の風呂敷。材質は正絹白山紬。サイズは割と大きめの2.4巾(90cm)サイズ。このお色目は高尚なお色目で評判はとても良い。染め上がりの色の濃淡は窯の具合で若干変わってくるが、いずれにしてもとても品の良いお色であることには変わりない。幅広い用途で使えそうです。

お祝いで使う金封ふくさ、おすすめのの色

お祝いで金封袱紗を使う場合、余り色鮮やか過ぎても使いずらい。淡いピンクや藤色の明るい色合いのものがおすすめ。綴織などのものなら柄入りのものなどもあり、結構おしゃれ。ただし綴織のものは着物の帯と同じで手触りが固く、この手触りの固さは好みが分かれるところかもしれません。 お祝いで金封袱紗を使う場合、超定番と言えば「紫」冠婚葬祭に使える色であることは、ことあるごとに投稿の中で書いているだけに耳にタコがで […]

「手ふくさ」の色、鉄紺がおすすめな理由

ちりめん 縮緬手ふくさ・中巾(45cm)鉄紺・別誂。鉄紺(てつこん)とは「鉄色」に近い「紺色」藍色」ともいえる色。 藍染が一般的だった江戸時代には広く愛用されていたお色。清々しくてとても清潔感のあるお色です。お洒落なパステル系の金封などと組み合わせても実に美しいです。古いものと新しいものの融合、まさに温故知新。慶弔のお祝い事はもちろん、場合によっては仏事などでもOK。紫以外で冠婚葬祭に使える色なら […]