知識

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無地の手ふくさ(風呂敷)の使い方・包み方

慶事は右開き 手ふくさ(風呂敷)の包み方は慶事と弔事では違います。簡単に言うと開き方が逆になるのです。まずは図で慶弔両方説明した後、動画でも説明しますのでじっくりと見て練習をしてください。せっかくならカッコよく使いこなしたいですよね。最初に風呂敷を裏返すのがポイントとなります。また包む袋や箱の大きさに応じて、最初に置く位置を前後左右し、包みあがったときに「包み切れない・・」「余り過ぎた・・」といっ […]

微妙に家紋が違うのですが

袷ふくさをご依頼いただいた方の家紋「丸に揚羽蝶」は紋帳に載っている家紋ですが、どうも微妙に違うとのこと。上部の曲線部分が少し違う・・この位はよくあることですが、右周りに少し回転した位置が中心とのこと。 家紋は左右もしくは上下対象であったりすることが多い中若干珍しい。お送りいただいた画像をもとに忠実に型を作り制作しました。変則なものでもお作りすることは可能ですが、本当にそれが正しいのか、たまたまゆが […]

切手盆3点セット、家紋入りはすぐに間に合う?

  写真は切手盆3点セット、掛袱紗に重目生地を使用した上質タイプのもの。家紋は”丸に抱き茗荷”(だきみょうが)。 切手盆セットに限らず、袱紗の家紋入りなどでも「すぐに間に合いますか?」とのお問い合わせを頂くことがありますが、定紋と呼ばれる既成紋の場合は工場に在庫が切れていない限り、1週間位あれば間に合います。ちなみに既成でご用意している家紋一覧はこちらの家紋になります。 し […]

手ふくさ別染めのネーム入れ

手ふくさを別染めにした場合、家紋だけではなく、ネームも一緒に入れておかれるのがおすすめ。家紋の対角に入ります。 この手ふくさの生地は、元々は正絹の白生地、家紋とネーム部分に専用の糊を置き、そこだけ染まらないようにして他の部分を染めるという、引染(ひきぞめ)という染方法。強制的に色を抜く抜染(ばっせん)と違い、生地にやさしい染方法。一生モノの袱紗となります。 

金封ふくさ・慶弔2個入りでの刺繍ネーム入れ

慶弔2個入りでの刺繍ネーム入れです。2個が一緒に収まる木箱にお入れしています。単独の箱だとどうしても使いたいときに、あれ?ない・・見当たらない・・と大探しになることがありますが、慶弔2個で一緒にしまっておけば紛失の心配が少ないかもしれません。ただし、使ったら必ず木箱に入れてしまっておいていただかないと意味がないですが・・・それぞれ仏事専用、慶事専用にしてしまいますので、開きはそれぞれ慶弔で右と左に […]

掛袱紗の別染め、納期は約1カ月

掛袱紗を別染めで作る場合、例えば写真の家紋は「隅切角に橘」こちらの場合は、中の橘は定紋の丸に橘と同じものですが、外側の角ばった枠を”隅切角”と言い、定紋にはありませんので別染めでの制作になるわけですが、通常染物の納期は約1カ月です。ただし天候の加減や注文の込み具合などで前後します。

刺繍ネーム入り金封袱紗「思いやりが伝わる最高のギフト」

金封ふくさ一つ一つに、各個人のネームを刺繍で入れたものを、内祝い、ネーム入りギフトとして使ってみてはいかがでしょうか? 頂かれる方の名前を間違えて入れることのないよう、結構気を遣うこととなりますが、それだけに頂かれた方の喜びも大きいようです。 パーソナルギフトは、わざわざ自分のためにひと手間掛けてくれたという、思いやりの気持ちがより一層伝わるもの。単なる既製品ではこうはいかない。また個人ではなく企 […]

家紋の中にもう一つ家紋があります

写真の家紋は下り藤の中に井桁の家紋が入ったもの、こういったダブル家紋は単にバリエーションの一つというケースもありますが、例えばこの掛袱紗の家紋の場合でしたら、外側が藤ですのでまず藤原氏の流れを汲む方であることがわかり、さらに中の家紋でより詳しい出自が、家紋を見ただけで一目でわかるわけです。 ちなみに菱形のものを井桁と呼び、正方形になったものを井筒と呼んでいます。今井、花井など井の字のつく名字をもつ […]

切手盆はどんな家紋でも入りますか?

切手盆への家紋入れで、定紋にない珍しい家紋の場合、職人さんの技量をもって職人さんの腕一つでの家紋入れ作業となりますが、図案の元絵になるようなものさえあれば、例え紋帳(家紋の辞典)に載っていなくても、基本どんな家紋でも入ります。 写真の切手盆は「熨斗の丸」という縁起の良い熨斗をモチーフにした珍しい家紋。紋帳に載ってはいますので珍しすぎる・・ということもないですが、もちろん別注での家紋入れとなります。 […]

金封ふくさの名入れを刺繍でできますか?

ふくさ、特に金封ふくさに刺繍で名入れをご希望される方が最近増えています。写真のように袱紗を開いたポケットの部分にお入れします。糸のお色は何色でもできますが白でのネーム入れが無難です。 慶事と仏事の開きを逆にして入れたりもできますので、慶弔それぞれ専用にしていただくのが本当は良いです。ただそうすると慶事専用と仏事専用それぞれ袱紗を持つこととなりますので予算的にアップしてしまいますが 金封袱紗ならば2 […]

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