CATEGORY 冠婚葬祭で使う

掛袱紗は6号よりも小さいサイズで出来ますか?

切手盆で一番小さい7号サイズには掛袱紗も6号より少し小さめのものを組み合わせたいとお考えの方もあります。もちろん別誂え別仕立てであれば可能です。 但し6号サイズの生地を利用し小さく仕立てることとなりますので、金額は6号サイズの金額と変わりません。この点はご理解ください。 写真は5号(17×19cm)サイズで仕立てたもの(※紫のほう)比較のために6号サイズ(20×22cm)の掛袱紗と並べてみました。 […]

家紋入れ(上絵の作業が必要な場合)【3】

以前にもご案内させて頂いたことがありますが、特に染め物の場合で非常に細かな図案の場合、染だけで表現するには限界があります。 今回ご依頼の家紋「対い鶴に若松」鶴の羽も細かいですが鶴の首、そして中心の若松の線は上絵処理が必要となってきます。ざっくり染で行い大半を上絵で書いていくほうがベストなようですがこの辺りは染の職人と上絵の職人との打ち合わせです。 こちらは家紋の細かな線を出来るだけ綺麗に表現してほ […]

紋帳に載っていない家紋(2)

紋帳に載っていない家紋からでもお作りします こちらのお客様も「風呂敷や切手盆に家紋入れたいけど、家紋帳に載っていない」とのご依頼、 墓石のお写真をお預かりして、まずは図案を製作させて頂くところから始めました。切手盆、掛袱紗、風呂敷の3点、風呂敷は57cmの袷ふくさタイプです。 家紋【丸に三つ剣七つ星】 丸は家紋では「星」と言いますが、剣と星を組み合わせたもので紋帳に載っているものもありますが、ごく […]

切手盆の家紋入れ「シンプルな家紋は納期が早いですか?」

例えば、写真の「八曜に左三つ巴」のように丸を組み合わせた「八曜」などの家紋はシンプルな図案の為、比較的簡単そうで納期も早そう・・と思われがちですが、 実はこういったシンプルな家紋程、揃った綺麗な円を描くのが逆に難しかったりしますので、シンプルな図案=納期が早い とは言い切れないのです。 ならば複雑な家紋なら納期が早いのかと言えば、これまた細かな線の表現が難しかったりして、なんとも難しいところです。 […]

ふくさの色は何色が良いでしょうか?

良くお客様から「ふくさの色は何色が良いでしょうか?」という質問を頂きます。毎回頂く・・と言っても過言ではない程です。この色に関しての質問は袱紗に限らず染物全般に頂きます。 染め色は紫系をはじめ、赤系、緑系、青系・・と無数にあり、何色にも染めることができるのが魅力ではありますが、「逆に何色でも」というのが迷ってしまう原因かもしれません。あれこれ考えているうちに何色が良いか分からなくなってしまう・・・ […]

慶事と仏事で風呂敷の色を分けるべきか

慶事と仏事で風呂敷の色を分けるべきかですが、慶事にしか向かない色や逆の仏事にしか向かない色がありますので当然そうするべきですが 唯一例外として、「紫」は一般に冠婚葬祭全般に、つまり慶事と仏事両方で使える色とされています。一つでいろいろ使い回しが効いて便利ではあるのですが、理想を言えば、写真のように例えば包み風呂敷であれば慶事用に「古代紫」、仏事・弔事用に「濃鼠」と使い分けて頂くのが良いと思います。 […]